Mar 25, 2011
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18日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、週明けの欧米市場で欧州債務問題をめぐる楽観論が後退し、円が買われた流れを引き継ぎ、1ドル=76円台後半に下落した。正午現在は76円79〜84銭と前日(午後5時、77円42〜43銭)比63銭のドル安・円高で推移している。
海外市場では、23日に開催される欧州連合(EU)の首脳会議について、「ユーロ圏債務危機の最終的な解決策は提示されない」とするドイツのショイブレ財務相発言や、メルケル首相の「23日以降にすべてが解決されるとの夢は持つべきでない」との発言が伝えられた。このため、安全性が高い資産とされる円を買ってユーロを売る動きが広がり、つれてドルも対円で軟化した。米国債が買われる中、米長期金利の低下もドルの重しとなった。
ただ、午前中の東京市場は76円70〜80銭台で推移し方向感を欠いた。「77円台以下では輸出企業がドル売りを手控える」(大手邦銀)とみられることから、一段の売り込みは回避される一方、ドルを買う材料も見当たらない状態。「19日未明(日本時間)のバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)講演の内容が待たれている」(FX業者)という。
ユーロは対円、対ドルで下落。東京市場ではやや戻す展開となっていたが、中国の第3四半期のGDP伸び率が前年同期比9.1%増と、前期の9.5%から大幅鈍化し、アジア株が下落する中、午前11時ごろを境に軟化した。
他の大手邦銀は「先週は欧州情勢に関する楽観的見方から、ユーロ買いが広がっていたが、中国でこうした景気減速を示す数字が出てくると、欧州時間に向けて、ポジション調整の動きが強まる可能性がある」とみている。
正午現在は1ユーロ=105円75〜77銭(前日午後5時、107円55〜58銭)、対ドルで1.3769〜3770ドル(同1.3891〜3894ドル)で推移している。(了)
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〔マーケット情報〕株と為替の最新市況
東京時間昼のドル円為替レートは76.8円台、ユーロ円は105.7円台。中国のGDPが予想を下回り、9月鉱工業生産と小売売上高が予想を上回ったため、方向感の出にくい展開。引き続き海外中長期ファンド系の円売りと本邦機関投資家によるドル売りが観測され、個人投資家によるユーロの利食い売りも出ているようだ。
国内最有力証券では、ドル円は米国景気持ち直しを背景に1ドル79円への緩やかな円安実現の可能性が高まっていると指摘。ユーロドルに関しては、中期的ターゲットが1ユーロ1.25ドル前後との見方で、今後の下落圧力には注意が必要と解説。
国内大手銀行系では、ユーロドルは200日線が上値抵抗線で、今後は下値模索になりやすいと予想。ユーロ円に関しては110円が大きな上値のフシで、今後は25日線を下回ると下値模索の動きになると分析している。(編集担当:松浦多恵)
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[東京 18日 ロイター] 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ変わらずの76円後半。株価が軟調に推移しているにも関わらず、リスクオフの流れは顕著にならず、ドルも円も売られた。
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前日と同様に、本邦実需と機関投資家の間ではドル売りが優勢だったが、海外短期筋の間では円ベア戦略が浸透しつつあり、ドル/円、クロス円で円売りを実施した。
この日は、前日に続いて、本邦勢と海外勢のスタンスの違いが際立った。本邦実需筋は「期日が到来したものを淡々とさばくスタンスで、コンスタントにドル売りを実施している」(ファンド・マネージャー)。さらに、本邦投資家は、ヘッジ売りもしくはポジションの圧縮のためにドル売りを先行させているという。
他方、海外のファンドでは「依然円ベア志向が強く、短期の鞘(さや)取り専門のファンドだけではなく、中長期のファンドも円売りのスタンスが強い」(同)という。
しかし、前日の海外市場では、ドルが77.45円を付けた後、踵(きびす)を返して76.60円まで下落しており、「円ベア・ストラテジーはワークしなかった。高値で買って、安値で売らされた参加者が目立つ。東京時間にはドル/円がこう着するので、昨日の損失分を取り戻すチャンスもないだろう」(外銀)という。
ドル/円相場が、海外勢と日本勢の綱引きとなったため、午前の取引で、ドルは76.79―76.87円と狭いレンジ内に収まった。「これから欧州株も売られそうなので、リスクオフで円買いが優勢になるかもしれない」(外為専門業者)という。他方、「個人は逆張りでユーロ/円などクロス円を買っている。このため株が弱い割にはクロス円が底堅さを保っている」(同)という。ユーロ/円は前日の海外市場で一時107.68円と1カ月ぶり高値まで上昇していたが、その後は105円前半まで下落した。
<ユーロ、豪ドル>
ユーロは1.37ドル半ばで小じっかり。
17日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが対ドルで1カ月ぶりの高値をつけた後、下落した。欧州の債務危機に対する包括的な対策が打ち出されるとの期待がショイブレ独財務相の発言を受けて後退したため。 同財務相は、今週末のEU首脳会議ではユーロ圏債務危機に対する「最終的な解決策」は打ち出されないとの見通しを示した。 市場では、「ショイブレ財務相の話は、本音だろう。しかしタイミングが悪かった」(邦銀)との声が出ていた。
ショイブレ財務相は、民間投資家が保有するギリシャ国債について、ヘアカット(債務元本の削減)比率を21%から引き上げることが必要になるとの認識も示した。
豪ドルは1.01米ドル後半。中国の第3・四半期GDPを受け、発表前の1.0208ドルから1.0192ドル付近まで一時的に弱含み、いったんは反発したものの、再び小幅安となっている。
第3・四半期の中国GDP伸び率は前年比プラス9.1%、前期比ではプラス2.3%となり、ともに予想を若干下回った。同時に発表された9月の鉱工業生産は前年比プラス13.8%と、予想の13.3%を上回った。
格付け機関のムーディーズは17日、フランスが財政・経済改革を進めることができなければ、同国の格付け見通しを今後3カ月以内に「ネガティブ」に修正する可能性があると明らかにした。 フランスの格付けは「Aaa」。
格付け見通しの見直しは、金融市場や経済の動向が悪化する可能性も考慮して行うという。 ムーディーズは声明の中で「債務関連指標の悪化や偶発債務がさらに生じる可能性が『安定的』としている格付け見通しを圧迫している」と述べた。発想の転換!為替 ユーザーの声
(ロイターニュース 森佳子)
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